まぶたがたるむ原因
肌がたるんだり筋肉の力が衰えたりすると、まぶたがたるむようになります。
まぶたが目元までたるんで落ちるようになると、目元の印象がかなり重たいものになってしまいます。
視界が狭くなって見にくいので、どうしてもまぶたに力を入れて目を開くようになり、眉間や額に自然にしわができるようになります。
まぶたがたるむと人によっては目つきが悪くなり表情が険しく見えるようになったり、
まぶたがたるむことで疲れ目を起こしたり、偏頭痛、それから肩こりなどの原因になることもあります。
上まぶたは、まぶたを持ち上げる筋力がひどく弱まった場合、ひどいたるみを起こします。
ひどい場合では、正面を向いた状態でもまぶたが瞳孔にまで垂れたような状態になり、眼瞼下垂と呼びます。
まぶたのたるみがさらに進んでものが見えにくくなり、顔を上げないとものが見えないほどに進行すると、頭痛や吐き気を覚えるようになります。
眼瞼下垂は先天性と後天性のものがあり、
後天性は加齢によるものやコンタクトレンズの長期装用やテレビゲーム、パソコンによる目の酷使によっても引き起こされます。
まぶたは人の顔の中でも特に皮膚が薄くて乾燥もしやすく、そのためハリを保つのが大変であるため、その皮膚はたるみやすい状態になるのです。
顔の中でも特別デリケートなのがまぶたで、皮膚のハリや、筋力のバランス、それから脂肪も適度にあることが大事で、これが崩れるとたるみになるのです。
まぶたのたるみ対策
まぶたのたるみといっても、まだそれほどひどくはなく、皮膚自体がたるんでいるだけの場合は、毎日のケアで改善することも可能です。
老化対策を行い、肌のアンチエイジングにも努力すれば、まぶたにたるみは、ある程度予防することができます。
アイケアクリームや眼の下に施すパックなどの化粧品は、まぶたのたるみをケアするのに効果的です。
肌のハリを少しでも取り戻すようにすると、まぶたのたるみは軽減するので、目じりやまぶたに美容液を塗りこんで保湿成分を与えましょう。
まぶた周辺部へのマッサージは、まぶたのたるみの解消・予防が期待できます。
マッサージされるとまぶたのたるみ部分が刺激されるので、血行が促進されて改善されるようになります。
朝晩に1分程度のマッサージを行いましょう。
指の腹で目の周りを軽くタッピングして刺激し、中指と薬指を使って目じりからまぶたのたるみをなぞり、鼻まで持っていってマッサージします。
その後もう一度まぶたを通って目じりまで戻し、目じりからほほの線をなぞってあごまでのマッサージをしましょう。
歳をとるごとに肌が衰えるだけでなく、紫外線も肌を老化させるのです。
紫外線により肌はコラーゲンやエラスチンなどが壊されて、弾力性を失ってしまうので、適切なケアが必要になるのです。
紫外線によるまぶたたるみの悪化を防ぐためにも、紫外線カットやUVケアを冬場でもしっかりすることが必要です。
まぶたのたるみを予防する
まぶただけでなく、どの人間の筋肉も使わないでいると弱まっていきます。
まぶたを支える筋肉も例外ではなく、加齢などの要素も加わってたるみがますます出てきます。
まぶたの筋肉の力を落とさないために、適度に筋肉を鍛えると、まぶたのたるみを予防するのにも効果的です。
目の周囲には眼輪筋という筋肉があり、使わないでいると筋力も低下してしまいます。
眼輪筋は特に意識しなければ使うことのない筋肉ですが、日々鍛えるようにすればまぶたのたるみを予防することができ、同時に表情筋も鍛えるようにすると表情も生き生きと豊かにすることができます。
まばたきをわざと繰り返すようにすると、眼輪筋を鍛えることができます。
下まぶたに関しては、普段の瞬きなどでも動かすようなことはほとんどありませんが、指で上まぶたを押さえて、下まぶたが持ち上がるような瞬きをしてみましょう。
そうすると、下まぶたの運動になってまぶたの筋肉が鍛えられ、まぶたのたるみの予防につながります。
そして、顔全体の運動をすることも大切です。
顔を中心に集めるようにしたり大きく広げたり、目をぱっとひらいてからしっかり閉じたりする動作を繰り返しましょう。
毎日のちょっとあいた時間に数分間続けることにより、効果が現れるはずです。
場所や時間を気にすることなくできる簡単な運動なので、毎日続けてまぶたのたるみを解消・予防しましょう!
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