失恋うつ(鬱)の症状と陥りやすい人の特徴

お悩み

失恋うつ(鬱)とは

多くの人が経験するであろう失恋。

大切な人を失ってとても辛く、世界が変わってしまったように見えてしまったり、マイナス思考になって塞ぎ込んでしまうこともあると思います。

恋愛中は相手のことばかりを考えて、電話やメール、LINEでやり取りをしたりすることで、逢えない時にも楽しい時間を過ごすことができます。

しかし、失恋してしまうとそういう楽しい時間は消えてしまい、気持ちを持っていく方向を失ってしまうのです。

いろんな恋愛があるように、失恋の形も人それぞれ、いろんなパターンがあります。

男女によってもダメージの受け方や引きずり方が違いますし、元々の性格によっても大きく変わってきます。

深刻な場合は失恋うつ(鬱)になってしまうことも少なくないようです。

恋愛中に向かっていた気持ちは行き場所をなくし、気持ちが落ち込み、食欲がなくなったり、夜眠れなくなったりします。

それがうつ(鬱)状態に似ているので失恋うつ(鬱)と呼ばれています。

 

失恋うつ(鬱)の症状

相手の気持ちを自分に向かわせることができなくなったり、自分に向かっていた気持ちが他に向いてしまったりして、失恋してしまうことで暗い気持ちになり、軽いうつ(鬱)状態になるのはよくあることです。

しかし単なる失恋とは言えないような、体調や精神の乱れが目立つことがあります。

人によっていろんな症状がありますが、よくある症状としては、

①気分が落ち込みがちになり、やる気がでない

②食欲がない、もしくは過食

③その人のこと以外考えられない

④人を信用できなくなる

⑤何事にもマイナスにしか考えられない

などがあります。

 

失恋うつ(鬱)に陥りやすい人の特徴

失恋うつ(鬱)に陥ってしまう人には、特徴があるようです。

それは、好きな人に極度に依存してしまう人です。

好きな人が自分の全てであり、趣味嗜好も相手に合わせたり、洋服の好みなども相手に合わせてしまう人です。

こういった人は、いつの間にか自分らしさを見失い、失恋して相手がいなくなってしまった時に抜け殻のようになってしまいます。

生活の全てが好きな人や恋愛で埋め尽くされているので、その大きな支えが無くなった時、一気に全てが崩れ落ちてしまうのです。

原動力がなくなり、恋愛以外のことにも手がつかなくなります。意欲が湧かず仕事でミスが多くなったり、友だちや家族との交流も避けるようになってしまうこともあるようです。

こういった依存性の高い人は同じような恋愛、失恋を繰り返します。

そして、そのように相手に依存し追いかけることこそが恋愛だと勘違いしてしまっているのです。

 

また、友達に相談できない、あまり人に相談したくないという人も失恋うつになりやすいようです。

人に相談をすると、相手があなたを気遣って、「あなたは悪くないよ」、「自分を責めることはしなくていいんだよ」、と自分のことを肯定してくれる言葉をくれることが多いからです。

すると、気付かないうちに自分を否定することから逃れられるのです。

人に相談しない人は、自分の頭や感情だけで原因を探り、自分が全て悪かった、間違えていたのは自分だ。

だから変わらなければならない、と自分のことを否定してしまう事が多いのです。

その結果、自分に自信がなくなり塞ぎ込んでしまうことになってしまいます。

 

失恋うつ(鬱)に陥らないためには

恋愛に依存してしまう人は、まず自分を持つことが重要です。

仕事、趣味、友達、なんでも構いません。自分の生活において、恋愛の占める割合を少しづつ減らしていきます。

そうすることで、失恋しても自分自身を見失うことなく、辛くても他のことで紛らわせることができるということに気付けるでしょう。

紛らわせることで、ふと気付いた時には失恋は過去のことに変わっているものです。

また、失恋した時にこそ、友達や家族に相談するようにしましょう。

失恋した時の感情では、自分で自分を肯定するのはなかなか難しいことです。

なので、そういう時こそ人に話すことで、すっきりするだけでなく自分を肯定できるようになるのです。

 

失恋うつ(鬱)になってしまったら

基本的には時間が解決してくれるのですが、その時間が人によってはとても長い場合があります。

時間が解決してくれるにはある程度の時間の経過が必要で、その間はとてもつらい気持ちに包まれてうつ(鬱)状態が続きます。

それまでカラーだった世の中が急にモノクロームになってしまったような感じがします。

誰でも1度や2度は失恋したことはあるものですが、何度失恋しても同じようにうつ(鬱)状態になることがあります。

気持ちの持って行き先がなくなってしまって、から回りしてしまうことが原因で、自分の気持ちに応えてもらえないもどかしさが切なくなってしまうのです。

そういう時には、新しい恋が一番いい薬になります。

特に女性はそうですよね。

どんなに失恋で落ち込んでいても、次の恋を見つけた瞬間、あれほど落ち込んでいたのが嘘のように立ち直るのを何度も見たことがあります。

もし、失恋うつ(鬱)になってしまったら、

勇気を出して、積極的に新しい恋を見つけたり、夢中になれるものを見つけることが、一番の解決法なのかもしれません。

 

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