子供はもう風の子じゃないのか
今年は特に気温の変化や湿度の変化が激しく、子どもたちも早々と学級閉鎖などが起きてしまっているようですね。
一昔前までは「子供は風の子」ともいわれて、子供はあまり風邪などはひかなかったようですが、今はあまり外で遊ばなくなり、自然との適応力が弱くなって風邪を引きやすくなったとも言われています。
これは大人も同じで、暖房や冷房などが家庭や職場などで完全に普及が進み季節の変化や自然への適応性が弱っているために風邪が引きやすくなっているとも言われています。
風邪を予防する基本的な1つのポイント
風邪を予防するためには、風邪をひく原因を探るのも大切です。原因を知ることによって予防するべき事がみえてきます。
体力を付ける
体力をつけるということは、免疫力を高めるということです。免疫力が低下するとウイルスに負けてしまいやすくなり、風邪にかかりやすくなります。免疫力を高めることが、最も重要な風邪予防です。
体力をつけるためには運動も有効ですが、大事なのは食事や睡眠を充分に摂ることです。しっかりと食事をとり、睡眠を十分とることで身体を休め体力の低下を防ぎます。
食事
体力を付けるための食事は良質なタンパク質の肉類を十分に取ることが大切です。更に免疫力を高める為のビタミン類、特にビタミンCが大切で野菜や果物類に多く含まれています。
野菜はサラダにしてドレッシングにレモンを用いた物を使うなど、ビタミンCを意識した食事を摂るといいでしょう。
睡眠時間
睡眠時間は人によって適当な時間が異なりますが、世界的な統計で日本人は睡眠時間は短いと言われています。日本には四季の変化や、さまざまな気候の変化もあり、更には働きすぎで睡眠時間が短いために風邪を引きやすい民族ともいわれています。
睡眠時間が短いと眠りの質が悪くなり、疲れがとれなかったり、体調不良など免疫力の低下を促します。睡眠時間を十分に確保し、深い眠りにつくことでしっかりと体を休めることができます。
湿度も大事
適当な湿度を保つことも大切です。室内の湿度を40から60%に保つことが最良だと言われています。
特に、冬は乾燥する季節であり、暖房などで更に部屋の空気は乾燥してウイルスの活動が活発になります。湿度を保つことによって風邪のウィルスは湿度の重みで床に落ちてしまうとされています。 加湿器を活用して湿度を管理することが大切です。
毎年、色々な風邪対策がブームになっては消えていきます。
今年の風邪対策は、まずは基本的な事から始めてみませんか?
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