社会人になると会社の看板を背負って仕事をすることになります。
みなさんも社会人してのマナーを数々叩き込まれたのではないでしょうか？
そのマナーの中でも、実践する機会が多いのが名刺交換です。
新社会人の方も長年実践されている方も、マナーを守って正しく名刺交換できていますか？
名刺交換は初見で行う場合がほとんどです。
間違ったマナーで行っていると、第一印象が悪くなってしまうかもしれません。
知らない方はもちろん、知っている方も、今一度名刺交換の正しいマナーを確認してみましょう。
名刺交換の正しいマナー
名刺交換の順番
名刺交換の相手が複数名の場合、格上の人から名刺交換を行います。
例）あなたが１人で訪問先が３名（部長・課長・担当者）
①部長 ②課長 ③担当者
の順に交換していきます。
名刺差し出し方
名刺交換は目下の者から差し出すのがマナーです。
ここでいう「目下」とは、役職などではなく立場の事です。
例）あなたの会社の商品（サービス）を購入している会社へ訪問する場合
目下＝あなた 目上＝相手
と、いうことになります。
また、目下の立場で差し出す場合は、相手よりも少し低い位置で差し出すようにします。
名刺の受け取り方
もちろん両手で相手の名刺の文字やロゴに指を置かないように受け取りましょう。
名刺を受け取ったら、名刺入れに仕舞わずに机の上（自分から見て左側）に並べます。
相手が１人の場合は名刺入れの上に、複数名の場合は格上の人の名刺を名刺入れの上に置き、残りは席順に沿って並べましょう。
名刺交換の悪いマナー
×名刺をテーブル越しに渡す
×相手の名刺をメモ代わりに使う
×受け取った名刺を忘れて帰る
×汚れたり折れている名刺を渡す
×両手で出された名刺を片手で受け取る
×名刺をポケットから出す
名刺を渡す際は相手側に移動して行うようにしましょう。
また、受け取った名刺は丁寧に扱うように心がけます。
名刺は名刺入れから出すのが一番ですが、もし名刺入れを忘れてしまったらどうしたらいいのでしょうか？
名刺入れがない時の対処法
まずは名刺入れがない事に気が付いたら、緊急策として会社の同僚や先輩に借りることができないか確認しましょう。
借りるのが困難な場合は近くに購入できるところがあれば購入します。
最近では百円ショップでもビジネスシーンで使える名刺入れがたくさんあります。
どうしても用意できない場合は、相手方に伝え一言謝罪しましょう。
名刺入れがない時だけではなく、名刺をきらした場合、マナーを間違えってしまった場合などでも、
何も言わずに名刺交換を行ってしまうと、失礼に感じて不快に思う方がいらっしゃるかもしれません。
なので、そういう場合は先に正直に伝え一言謝罪することが大切です。
名刺交換に限らず、マナーはあくまでもマナーですので、多少間違えても構わないと私は思います。
間違えた場合でも誠心誠意対応する事で、不快に思う方はあまりいらっしゃらないのではないでしょうか？
ですので、マナーは意識しながらもあまり固くなりすぎないように、臨機応変にお仕事を頑張っていきましょう！
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