ささくれ・さかむけの気になる原因と対策

ヘルスケア

ささくれとは?

ささくれとは、爪周辺の皮膚が、自然と部分的にむけてしまった状態です。

爪の周辺の皮膚組織は、繊維が指先の方向に並んでいて、爪の根元は線維の断面が露出しているため、めくれやすくなっています。

いつの間にかできていて、気になってしまいついつい剥きたくなりますよね。 でも、無理に剥いてしまうと血が出て痛い思いをしてしまいます。

ひどい場合には、傷口が化膿してしまい、病院で治療しなければならなくなってしまう場合もあります。

そうならないためには、どうすれば良いでしょうか。

いちばんのささくれ対策はまず予防することです。

そのためにもささくれの原因を知り、予防するための対策を立てましょう。

ささくれの原因

乾燥

ささくれの一番の原因は乾燥です。

乾燥によって爪周りの皮膚が刺激に敏感になり、皮がめくれやすくなってしまいます。

洗剤を使用する水仕事、手洗い、入浴時のシャンプーなど日常生活では手肌のうるおいを奪う機会がたくさんあるので注意が必要です。

栄養不足・栄養の偏り

皮膚の原料となるタンパク質、肌の状態を健康に保つビタミン類、ミネラル類が不足すると、ささくれができやすくなってしまいます。

特に、ビタミン類としては、皮膚や粘膜を健康的に保つビタミンA、B2、皮膚障害の予防に効くビタミンB6、肌を美しく保つビタミンC、ビタミンAの吸収を助けるビタミンD、傷の治癒に役立つビタミンEの不足が原因の一つとされます。

血行不良・体調不良

運動不足などによる血行不良や、体調不良も原因となりえます。

血行不良になると血がスムーズに流れなくなるので、全身に十分に栄養が行き届きません。特に指先などの末端神経なら、尚更です。

ささくれを予防するには

まず、乾燥が原因の場合はしっかりとハンドクリーム等で保湿をする、水仕事をする時はゴム手袋を使用する等して乾燥から肌を守りましょう。

次に、栄養バランスのとれた食事をする。

そして、運動やマッサージをして血行を良くする。

これらのことに気を付けていればほとんどささくれはできなくなると思います。

今の季節は特にささくれができやすいので、しっかり予防してささくれから手を守りましょう。

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